ハム

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「ハム」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「ハム」のページでは、ハムの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

ハム、はむ

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ハ ム
 ハムは豚のモモ肉、ロース肉、肩肉などを原料にして、塩漬け、燻製、湯煮などの加工を加えたものをいいます。

JAS規格では、ハムを、骨付きハム、ボンレスハム、ロースハム、およびラックスハムに分類しています。

骨付きハムは、長期の塩漬け期間中に肉の醗酵から生じた特有の芳醇な香りをもっています。

ボイルドハム類は、中心部の赤味の肉の部分まで、完全な加熱凝固状態で、スライスにして形がくずれず、内部に空洞、隙間などがありません。

また、断面が一様に淡紅色をしていて、脂肪と赤味の肉の割合が適当で、特有の香味があります。

ハムの調理としては、骨付きハムは、調理素材として煮込み、焼き物、炒め物に多く使われますが、そのまま薄切りにしてオードブルにする使い方もあります。

ボイルドハム類は、冷菜・オードブル用としては、ロースハム・ラックスハムなどが適し、ブロイル用としては、ロースハムが適し、さらに、ステーキ用にはボンレスハム・ロースハムなど脂肪の多いものが適しています。

豚肉の栄養について

【主な栄養素】 ぶた [ハム類] ロースハム
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
196 16.5 13.9 1.3 0
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 (Tr) 0.6 0.3 3
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.6 0.12 6.6 0.23 0.4
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
2 0.57 50
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
1,000 260 10 19 340

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.5 1.1 0.07 -
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。


骨付きハム ボンレスハム

ロースハム ラックスハム

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