食品の豆知識「柿」のページ

食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「柿」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「」のページでは、の特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

カキ、かき、柿、カキノキ科

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 柿はカキノキ科に属し、日本および中国が原産で、樹高5〜8mになる落葉高木(喬木)です。

日本では、自生種も含め全国的に分布していますが、主な産地は和歌山、奈良、福岡、岐阜、愛知、新潟などです。

なお、柿には、甘柿と渋柿があります。

品質としては、一般に、新鮮で重量があり、色沢が均一なもの、また、種子数の少ないものが良好です。

主成分は、果糖とブドウ糖(ほぼ半々の割合)ですが、全糖としては(9.4%〜16.6%)を含んでいます。但し、ショ糖はありません。

他の注目される成分としては、果肉の色に関係するカロチノイド類、渋柿に含まれるタンニン、また、ビタミンCを多く含んでいます。

調理(用途)としては、甘柿は、ふつうそのままいただきますが、渋柿は、渋抜きして生食したり、干柿にしていただきます。

また、柿酢、柿酒、柿茶、ぬか味噌漬などの加工品にも利用されます。

喬木(きょうぼく=高木)とは、丈の高い木。樹木のうち、おおよそ丈が人の身長より高く、一本の太い主幹が明瞭であるものをいいます。

「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(甘柿−生)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
60 0.4 0.2 15.9 1.6
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 420 0 0.1 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.03 0.02 0.06 0 18
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
0.3 0.28 70
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
1 170 9 6 14

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.2 0.1 0.03 0.5
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : 




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