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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「鴨」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「」のページでは、の特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

カモ、かも、鴨、ガンカモ科

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 鴨(かも)類は、淡水鴨と海鴨がいますが、淡水鴨は、植物質をエサとするため肉質が良く、一方、海鴨は、貝類、魚等の動物質をエサとしているため、臭みがあり、肉質がよくありません。

ちなみに、淡水鴨は、野鳥のうちではもっとも美味とされ、特に寒い冬は脂がのっていて、今でも高級食品として年末年始の贈答用などに利用されています。

肉質としては、柔らかく、赤味を帯び、脂肪が皮下に多く、ネギとよくあいます。

調理としては、すき焼き、鍋物、網焼き、蒸し焼きなどに利用されます。

ちなみに、鴨類には、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロなどがみられます。

アイガモ(合鴨)は、マガモを品種改良した家禽品種であるアヒルと野生のマガモとの交雑交配種です。

【主な栄養素】 かも肉 [まがも] 皮なし、生
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
128 23.6 3 0.1 0
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
Tr 15 3.1 Tr 14
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.4 0.69 9.3 0.61 3.5
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
3 2.17 1
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
72 400 5 27 260

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
4.3 1.4 0.36 0.03
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。


【主な栄養素】 かも肉 [あいがも] 皮つき、生
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
333 14.2 29 0.1 0
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 46 1 0.2 21
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.24 0.35 3.8 0.32 1.1
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
2 1.67 1
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
62 220 5 16 130

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
1.9 1.4 0.26 0.02
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。




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