日本かぼちゃ

食品の豆知識「日本かぼちゃ」のページ

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食品の豆知識「日本かぼちゃ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「日本かぼちゃ」のページでは、日本かぼちゃの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

ニホンカボチャ、にほんかぼちゃ、日本南瓜、ウリ科

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日本かぼちゃ
 日本かぼちゃは、ウリ科に属する蔓性(つるせい)の1年生草本で、北米コロラドまたは中米の熱帯地方が原産といわれています。

日本には、カンボジアからポルトガル船で豊後(大分県)に渡来しました。

蔓(つる)が地面をはい、親蔓、子蔓の節目に果実がつきます。

花は黄色で大きく、雌花、雄花の単性花(たんせい-か)です。

果面が瘤(こぶ)あるいは波のようになっていて、果形は扁球形のものが多く、果肉は黄色で、肉質はほとんどのものが粘質です。

品質としては、完熟していて、果面が充実し、果形が正しく、肩、胴の辺りが十分張っているものが良品です。

栄養としては、糖質、タンパク質、カリウム、カルシウム、ビタミンA、ビタミンCなどを含んでいます。

調理としては、スープ、煮物、揚げ物などにしていただきます。

また、つぶして、餡(あん)にし、つなぎや団子、パイの皮などの原料に用います。

なお、この「日本かぼちゃ」には、番南瓜、番瓜、トウナス、倭瓜、ボウブラなどの別名があります。

西洋かぼちゃ」のページもご覧ください。
蔓性(つるせい)とは、茎・幹がつる状になる性質を指します。
草本とは、木部があまり発達せず地上部が一年で枯れる植物を指します。
単性花(たんせい-か)とは、雄しべ、雌しべの一方だけをもつ花を指します。
扁球(へんきゅう)とは、楕円を短軸を中心に一回転させたときにできる立体を指します。

「七訂日本食品標準成分表」はこちら
(西洋かぼちゃ、日本かぼちゃ)

【主な栄養素】(生)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
49 1.6 0.1 10.9 2.8
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 730 0 2.1 26
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.07 0.06 0.12 0 80
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
0.6 0.5 16
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
1 400 20 15 42

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.5 0.3 0.08 0.1
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : かぼちゃ




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