ニラ

食品の豆知識「ニラ」のページ

食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「ニラ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「ニラ」のページでは、ニラの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

ニラ、にら、韮、ユリ科

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ニ ラ
 ニラ(韮)はヒガンバナ科に属する多年草で、中国あるいは東南アジアが原産といわれています。

地下に細長い鱗茎があり、その下に根茎がついています。葉身は細長く扁平ですが、なかには1cm程度の幅の広いものもあります。

栄養としては、次のようなものを含んでいます。
ビタミンA 290μg/100g中
ビタミンB2 0.13mg/100g中
ビタミンC 19mg/100g中
カリウム 510mg/100g中
食物繊維 2.7%
    など。

また、刺激成分として、ネギと同じ「硫化アリル」が含まれているので、消化を助け、魚肉類の生臭さを消すのに役立ちます。

調理としては、細かくきざんで薬味にしたり、また、おひたし、蒸し物、煮物、炒め物などに用います。

多年生植物とは、二年以上にわたって生存する植物。
草本は、茎が概して軟らかく、毎年冬になると地上部は枯死しますが、地下部が越冬し春に芽を出します。
鱗茎(りんけい)とは、短い茎の周囲に生じた多数の葉が養分を貯えて多肉となり、全体に丸みのある形になったものをいいます。
根茎(こんけい)とは、茎のことですが、根のように見えるものをいいます。
葉身(ようしん)とは、葉の主要部分を指します。

「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(葉−生)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
21 1.7 0.3 4 2.7
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 3500 0 2.6 180
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.06 0.13 0.16 0 100
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
0.6 0.5 19
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
1 510 48 18 31

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.7 0.3 0.07 0.39
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : ニラ



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