オリーブ

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「オリーブ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「オリーブ」のページでは、オリーブの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

オリーブ、おりーぶ、モクセイ科

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オリーブ
 オリーブはモクセイ科に属する常緑高木(喬木)で、樹高が5〜6mになり、小さい白色の芳香がある花を咲かせます。

果実は楕円形で、暗褐色をし、成熟すると黒紫色になります。

種類には、グリーンとブラックの2系統があり、主に地中海沿岸およびアメリカで生産されています。

日本では、小豆島で栽培され、10月下旬から11月上旬に収穫されます。

ちなみに、小豆島以外では、静岡県、熊本県、広島県などでも生産されています。

注目される成分として、果肉中にオレイン酸を主とする脂質が含まれていますが、この脂質を分離してオリーブ油とし、サラダ油、缶詰用油に利用します。

なお、果実はピクルスにもします。

喬木(きょうぼく=高木)とは、丈の高い木。樹木のうち、おおよそ丈が人の身長より高く、一本の太い主幹が明瞭であるものをいいます。

「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(オリーブ油)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
921 0 100 0 0
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 180 0 7.6 42
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0 0 0 0 0
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
0 0 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
0 0 0 0 0

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0 0 0 0
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : オリーブ油



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