タイ

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「タイ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「タイ」のページでは、タイの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

タイ、たい、鯛、タイ科・イシダイ科

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タ イ
 タイ類には、タイ科に属するものではマダイ、チダイ、キダイ、ヒレコダイ、ヘダイ、キチヌ(別名キビレ)、クロダイ、一方、イシダイ科に属するものではイシダイ、イシガキダイなどが挙げられます。

栄養(クロダイ)としては、おおよそ、タンパク質を(20.4%)、脂質を(6.7%)、ビタミンAを(12μg/100g中)、ビタミンB1を(0.12mg/100g中)、ビタミンB2を(0.30mg/100g中)、ビタミンB6を(0.42mg/100g中)、ナイアシンを(5.5mg/100g中)、リンを(250mg/100g中)含んでいます。

調理としては、いずれも、刺身、すしネタ、塩焼き、ムニエル、蒸し物、汁物、鍋物、たい飯、たい茶漬けなどにしていただきます。

加工品としては、「鯛の浜焼き」、「コダイ笹漬け」があり、いずれも全国的によく知られています。

このうち、「鯛の浜焼き」は、内臓を除去し、塩蒸しし、竹皮で編んだ伝八笠に入れられて販売されます。

これを生姜醤油でいただいたり、茶漬け、吸い物などに用います。

一方、「コダイ笹漬け」は、三枚におろし、うすい食塩水に侵し、水切り後、調味酢液に漬けて、樽詰めしたものです。

タイの栄養について
タイ(鯛)類の代表格であるマダイの仲間で、日本近海に棲息しているのは、チダイ、キダイ、ヒレコダイ、クロダイ、ヘダイ、キチヌ、オキナワキチヌ、ナンヨウチヌ、タイワンダイ、ミナミクロダイ、キビレアカレンコ、ホシレンコです。

「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(マダイ−天然−生)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
142 20.6 5.8 0.1 0
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
8 0 5 1 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.09 0.05 0.31 1.2 5
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
6 0.64 1
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
55 440 11 31 220

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.2 0.4 0.02 0.01
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : タイ



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