小豆

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「小豆」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「小豆」のページでは、小豆の特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

アズキ、あずき、小豆、マメ科

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小 豆
 小豆(あずき)はマメ科に属し、アジアが原産で古くから栽培されています。

日本では、北海道、丹波、備中が三大産地とされていますが、相当量が現在輸入されています。

ちなみに、この植物は、草丈が70〜90cmで、夏に黄色の蝶の形の花を咲かせ、開花後に莢を結びます。また、実はダイズよりやや小さく、品種によっては赤色や白色などになります。

小豆は、栄養価(乾燥豆)がとても高く、タンパク質を(20.3%)、炭水化物を(58.7%)、ビタミンB1を(0.45mg/100c中)含んでいます。

品質(乾燥豆)としては、一般に、良く乾燥していて、粒が揃い、光沢のあるものが良いとされています。

調理としては、赤飯、小豆ご飯、小豆粥、また、ぜんざいなどにしていただきます。

加工品としては、餡(あん)、甘納豆、羊羹(ようかん)などに利用されます。

なお、アズキを餡にすると、アントシアニンなどが金属イオンと反応して暗黒褐色になります。


「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(全粒−乾)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
339 20.3 2.2 58.7 17.8
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 7 0 0.6 8
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.45 0.16 0.39 0 130
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
2.2 1 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
1 1500 75 120 350

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
5.4 2.3 0.67 0
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : 小豆


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