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                  | だいだい |  
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                  | だいだい(酸橙)はミカン科に属し、インド北東部、ヒマラヤが原産の樹高が4〜5mになる常緑樹で、「ザダイダイ、回青橙(かいせいとう)、カブス(臭橙)」などともいいます。 
 欧米各地の暖地で栽培されていますが、日本では、静岡県、和歌山県などでみられます。
 
 果実が12月から翌年2月ごろまでに黄橙色に熟しますが、そのまま収穫しなければ、春から夏にかけて、再び緑色にもどるので、回青橙(かいせいとう)という別名がつけられています。
 
 この「だいだい」は、香味はありますが、果皮が厚いため、手で剥くのが困難で、また、種子が多く、強い酸味と苦味もあるので、ふつう、生食には用いません。
 
 主に、ポン酢、マーマレードの原料、果汁を絞って砂糖を加えた「だいだい湯」などに利用します。
 
 また、食用以外に、正月の飾り物として用います。
 
 なお、大分県産のカボスは、ダイダイのカブス(臭橙)とは別種になります。
 
 
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