ダイコン

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「ダイコン」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「ダイコン」のページでは、ダイコンの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

ダイコン、だいこん、大根、アブラナ科

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ダイコン
 ダイコン(大根)はアブラナ科に属し、古くからヨーロッパ、アジアで栽培されています。

葉は表面に粗毛があり、周縁は鋸(のこぎり)状になっています。

直根は、多肉、多汁で肥大し、色は、ふつう白色ですが、赤色、緑色が混在するものもあります。

根身は、球形、長い円筒形、楔形(くさびがた)、中太、尻太形など、重さは、春大根や夏大根で800〜1500g、秋冬大根で2〜4kgになります。

主な産地は、北海道、千葉県、青森県、鹿児島県、神奈川県、宮崎県などです。

品質としては、根身が、その品種の標準の形をし、曲がりがなく、形が整い、ヒゲ根が伸びず、多汁で肉質のきめが細かいものが良いとされています。

栄養としては、糖質、カルシウム、ナトリウム、リン、ビタミンCを含んでいます。

特に、葉の部分には、ビタミンAが(325μg/100c中)、ビタミンCが(53mg/100c中)と多く含まれています。

調理としては、大根おろしをはじめ、酢の物、煮物、鍋物、また、薬味に用いるほか、切干、漬物(たくわん漬、ぬか味噌漬、粕漬、べったら漬)などにも利用されます。

なお、ダイコンの別名には、スズシロ、オオネ、ネジロ、カガミグサなどがあります。


「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(根、皮つき−生)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
18 0.5 0.1 4.1 1.4
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 0 0 0 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.02 0.01 0.04 0 34
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
0.3 0.12 12
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
19 230 24 10 18

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.2 0.2 0.02 0.04
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : ダイコン






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