ドジョウ

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食品の豆知識「ドジョウ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「ドジョウ」のページでは、ドジョウの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

ドジョウ、どじょう、泥鰌、鰌、ドジョウ科

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ドジョウ
 ドジョウはドジョウ科の淡水魚で、日本各地の湖、川、池沼、水田などに生息しています。

体が細長く、淡黄色をし、背びれと尾びれに淡黒色の線状の斑点があり、また、口の周りには10本のヒゲがあります。

体長が20cm程度になりますが、市場にはこれより小さいものが出回ります。

東京で「オドリコ、小型のものは「ヤナギバ」、和歌山では「ジョジョ」とよんでいます。

ドジョウは、冬場は、エサを食べずに冬眠するため、不味いといわれますが、春になると盛んにエサを食べて太り、産卵の準備をする7月ごろ美味しくなります。

ちなみに、産卵期は夏場です。

栄養としては、タンパク質を(16.1%)、カルシウムを(1100mg/100g中)、また、ビタミンAを(15μg/100g中)、ビタミンDを(4mg/100g中)、ビタミンB2を(1.09mg/100g中)含んでいます。

調理としては、水に活かして泥臭さを抜き、柳川鍋、蒲焼き、煮付け、味噌汁などにしていただきます。


【主な栄養素】 どじょう 生
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
79 16.1 1.2 Tr 0
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
25 15 4 0.6 1
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.09 1.09 4 0.1 8.5
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
16 0.66 1
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
96 290 1,100 42 690

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
5.6 2.9 0.08 0.38
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。


【主な栄養素】 どじょう 水煮
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
83 17.1 1.2 Tr 0
β-カロテン当量
(μg)
レチノール活性当量
(μg [μgRAE])
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
23 15 5.5 0.4 1
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
0.08 1 4.2 0.08 6.3
葉 酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
11 0.43 Tr
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
100 330 1,200 47 750

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
6.4 3.1 0.06 0.43
※ 上記は、七訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ 「Tr」は、微量を表す。



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