イワシ

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「イワシ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「イワシ」のページでは、イワシの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

イワシ、いわし、鰯、鰮、ニシン科

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イワシ
 イワシ類はニシン科の魚類で、マイワシ(真鰯)、ウルメイワシ(潤目鰯)、カタクチイワシ(片口鰯)などが挙げられます。

但し、普通イワシというとマイワシを指します。

マイワシの栄養としては、概ね、タンパク質を(19.8%)、脂質を(13.9%)、ビタミンAを(40μg/100c中)、ビタミンDを(10.0μg/100c中)含んでいますが、このうち脂質は、秋から冬には(15〜16%)に達し、逆に、4〜9月では(2〜4%)に下がります。

調理としては、マイワシ、ウルメイワシは、新鮮なものを、刺身、酢の物にしていただきますが、ほかに、塩焼き、フライ、唐揚げ、煮付け、魚団などに利用します。

一方、カタクチイワシは、フライ、煮物、魚団に用います。

加工品としては、丸干し、ホホ刺し、エラ干し、メザシ、みりん干し、タヅクリ(田作り)、煮干し、シラス干し(ちりめんじゃこ)、たたみイワシ、水煮缶詰、油漬缶詰、味付缶詰など、多くの種類の干物、缶詰類に利用されます。

イワシの栄養について

「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(マイワシ−生)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
217 19.8 13.9 0.7 0
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
40 0 10 0.7 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.03 0.36 0.44 9.5 11
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
8.2 1.17 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
120 310 70 34 230

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
1.8 1.1 0.14 0.05
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : イワシ




糠漬け 丸干し
(マイワシ・ウルメイワシ・カタクチイワシ)
目刺し

ほほ刺し たたみいわし 煮干し


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