カキ

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「カキ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「カキ」のページでは、カキの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

カキ、かき、牡蠣、イタボガキ科

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カ キ
 カキ(マガキ)はイタボガキ科の二枚貝で、北海道以南の各地に生息(天然もの)していますが、養殖も盛んに行われています。

主な養殖地は、太平洋側では、松島湾、浜名湖、伊勢志摩、瀬戸内海(特に広島)、有明海、また、日本海側では、佐渡、七尾湾などがよく知られています。

品質としては、出荷場所がはっきりした清浄養殖のもの、身が肥り乳白色で光沢のあるもの、貝柱の部分が半透明であるもの、ヒモが黒く濃いもの、特有のカキの香りがあるものが良いとされています。

ちなみに、カキは、栄養状態の条件が悪くなると、オスに変わります。

調理としては、衛生的で新鮮なものを、大根おろしを添えて生食(ポン酢、二杯酢、レモン汁)、また、フライ(牡蠣フライ)、殻焼き、シチュー、グラタン、鍋物(土手鍋)、ムニエル、牡蠣飯などにしていただきます。

加工品としては、牡蠣油、牡蠣醤油、水煮、燻製油漬、塩辛などに利用されます。

なお、日本で「マガキ」以外に食用として利用されるものは、オハグロガキ、イタボガキ、ケガキ、イワガキ、スミノエガキなどがあります。

日本で最初に養殖を始めたのは、1673年、広島の小林五郎左衛門だといわれています。

「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(養殖−生)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
60 6.6 1.4 4.7 0
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
22 6 0 1.2 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.04 0.14 0.08 28.1 40
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
1.4 0.59 3
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
520 190 88 74 100

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
1.9 13.2 0.89 0.38
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : カキ


マガキ 牡蠣の松葉焼き

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