加糖練乳

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食品の豆知識「加糖練乳」

　食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「加糖練乳」のページでは、加糖練乳の特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

カトウレンニュウ、かとうれんにゅう、加糖練乳

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加糖練乳

　加糖練乳は、牛乳に１５～１６％のショ糖を加え、荒煮により低温殺菌を行い、約１/２.５程度に濃縮したもので、糖分の防腐力によって保存性をもたせた乳製品です。

品質としては、淡黄色でツヤがあり、さわやかな風味をもち、沈殿物がなく、なめらかで乳糖の結晶が小さく、舌に感じないものが良いとされています。

栄養としては、タンパク質を（７.８％）、脂質を（８.３％）、炭水化物を（５６.３％）、ビタミンＡを（５７μｇ／１００ｇ中）、カルシウムを（３００ｍｇ／１００ｇ中）含み、消化率は牛乳とほとんど変わりません。

用途（調理）としては、糖分が非常に多いので、製菓、アイスクリームの原料として多く利用されています。

また、比較的長く保存できますので、一般家庭用でも、フルーツ、ホットケーキ、かき氷、コーヒーなどに利用されています。

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