ココア

食品の豆知識「ココア」のページ

食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「ココア」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「ココア」のページでは、ココアの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

ココア、ここあ

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ココア
 ココアは、カカオ樹の実のカカオマメを焙炒して、殻を除いて果肉を加熱し、できたカカオペーストから、カカオバターを除いて粉砕したものです。

現在、カカオ樹は、主に、赤道を中心として南北20度の地域で栽培されています。

その果実は、黄色、暗赤色、紫色をし、楕円形で、大きさが、径6〜12cm、長さ20〜35cmになります。

もともとココアは、メキシコの原住民が愛飲していたものですが、コロンブスにより紹介されてから、スペインを経て、ヨーロッパ諸国に広まったといわれています。

なお、ココアとチョコレートとの違いは、カカオペーストからカカオバターを除いたものがココアで、カカオバターを取り除かず、また、その他の材料を加えたものがチョコレートです。

栄養としては、タンパク質が(18.5%)、炭水化物が(42.4%)、脂肪が(21.6%)と、優れた栄養価をもち、疲労を回復する働きがあります。

飲み方としては、まず、ココアに少量の湯を入れ、糊状に練り、さらに湯を加えて煮たて、泡が出たところで、牛乳(湯と同量)を加え、再び、煮立ったら好みの量の砂糖を加え、カップに入れていただきます。


「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(ピュアココア)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
271 18.5 21.6 42.4 23.9
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 30 0 0.7 2
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.16 0.22 0.08 0 31
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
2.3 0.85 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
16 2800 140 440 660

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
14 7 3.8 0
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : ココア



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