マグロ

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食品の豆知識「マグロ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「マグロ」のページでは、マグロの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

マグロ、まぐろ、鮪、サバ科

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マグロ
 マグロ類はサバ科の魚類で、この魚類には、クロマグロ(別名マグロ)、ビンナガマグロ、メバチマグロ、キワダマグロなどが挙げられます。

いずれも、暖海に分布する外洋性の大型の魚で、市場には、遠洋漁業物の凍結品として入荷します。

もちろん、近海物も少量ですが入荷し、とても珍重されています。

なお、マグロ類は、内部の部位により俗称が異なり、また、色、脂のり、味も大きく違います。

一般に、「大トロ」が最も好まれ、次いで、「中トロ」、「赤身」となります。もちろん、「中落ち」も賞味されます。

また、クロマグロが最も好まれ、キワダマグロ、メバチマグロがこれに次ぎ、ビンナガマグロは劣ります。

調理としては、刺身、すしネタ、山かけ、汁物、煮付け、照り焼き、塩焼き、味噌漬けなどにしていただきます。

加工品としては、水煮缶詰、油漬缶詰、フレーク缶詰などに利用されます。

ちなみに、この場合の「中落ち」とは三枚におろしたときの骨と骨の間に付着している身を指します。

マグロの栄養について

「七訂日本食品標準成分表」はこちら
(びんながまぐろ、くろまぐろ)

【主な栄養素】(クロマグロ・赤身−生(切り身))
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
125 26.4 1.4 0.1 0
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
83 0 5 0.8 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.1 0.05 0.85 1.3 8
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
14.2 0.41 2
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
49 380 5 45 270

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
1.1 0.4 0.04 0.01
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : マグロ


マグロ(イメージ図) メジマグロ(成魚がマグロ)

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