ナス

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「ナス」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「ナス」のページでは、ナスの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

ナス、なす、茄子、ナス科

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ナ ス
 ナス(茄子)はナス科に属し、インドが原産といわれています。

高温性の野菜で、高さが60〜100cmになります。

果実の形は、長い筒形、卵形、球形、きんちゃく形など、また、色は、紫黒色が多く、白色、紫色、淡緑色のものもあります。

主な産地は、高知県、熊本県、群馬県、福岡県、茨城県、栃木県などです。

品質としては、新鮮で、果皮にツヤがあり、胴部が豊かに張っていて、ヘタの色の充実したものが良好です。

栄養として、ビタミン類、無機質ともあまり含まれていません。

なお、ナスの色素は、アントシアニン系で、ナスニン(紫)、ヒアシン(青褐色)ですが、いずれも配糖体として存在しています。

調理としては、煮物、炒め物、天ぷら、焼きなす、なす田楽などにしていただきますが、漬物としての用途が多く、ぬか味噌漬、塩漬、味噌漬、麹漬、からし漬、粕漬などに用います。

なお、茄子には、ナスビ、ナスミ(中酸実)などの別名があります。


「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(生)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
22 1.1 0.1 5.1 2.2
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 100 0 0.3 10
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.05 0.05 0.05 0 32
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
0.5 0.33 4
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
0 220 18 17 30

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
0.3 0.2 0.06 0.16
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : ナス


長い筒形

きんちゃく形


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