さつまいも |
|
|
さつまいも(薩摩芋)は、ヒルガオ科に属し、甘藷(かんしょ)、唐藷(からいも)、琉球薯(りゅうきゅういも)などともいいます。
南米北部および南メキシコが原産です。
日本には、元禄11年、琉球から薩摩に伝わったものと、フィリピンから直接長崎平戸に伝わったものとがありますが、その後、オーストラリアやアメリカから渡来し、盛んに栽培されるようになりました。
現在、日本では、主に鹿児島、茨城、千葉、宮崎、徳島などで栽培されています。
一般に、排水が良く軽い土壌で作られたものは、色も肌目も美しく、また芽も浅く、外観の良いものになりますが、デンプン価と風味の点からすれば、重い土壌でつくられたものの方が優れています。
ただ、総じて、イモの芽があまり深くなく、胴部が十分張っていて、また、首と尾があまり細く長くならず、肌に色沢のあるものが良いとされています。
調理(用途)としては、徐々に加熱すると甘味が増す特徴を活かして、石焼き芋、ふかし芋にしていただきます。
また、煮物、天ぷら、スイートポテト、きんとん、大学いも、パイ、イモようかんなどにも用います。
加工品としては、干し芋(ほしいも)、芋粉、アルコール(芋焼酎)の原料、また、ブドウ糖や水飴の原料に利用されます。 |
|
|
*** |
ー スポンサードリンク −
|
|
|
「七訂日本食品標準成分表」はこちら |
|
|
【主な栄養素】(生) |
エネルギー
(kcal) |
タンパク質
(g) |
脂 質
(g) |
炭水化物
(g) |
食物繊維
(g) |
132 |
1.2 |
0.2 |
31.5 |
2.3 |
レチノール
(μg) |
β-カロテン当量
(μg) |
ビタミンD
(μg) |
ビタミンE
(mg) |
ビタミンK
(μg) |
0 |
23 |
0 |
1.6 |
0 |
ビタミンB1
(mg) |
ビタミンB2
(mg) |
ビタミンB6
(mg) |
ビタミンB12
(μg) |
葉 酸
(μg) |
0.11 |
0.03 |
0.28 |
0 |
49 |
ナイアシン
(mg) |
パントテン酸
(mg) |
ビタミンC
(mg) |
|
|
0.8 |
0.96 |
29 |
|
|
ナトリウム
(mg) |
カリウム
(mg) |
カルシウム
(mg) |
マグネシウム
(mg) |
リ ン
(mg) |
4 |
470 |
40 |
25 |
46 |
鉄
(mg) |
亜 鉛
(mg) |
銅
(mg) |
マンガン
(mg) |
|
0.7 |
0.2 |
0.18 |
0.44 |
|
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : さつまいも |
|
|
|
|