ニンニク

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「ニンニク」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「ニンニク」のページでは、ニンニクの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

ニンニク、にんにく、大蒜、ヒガンバナ科

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ニンニク
 ニンニク(大蒜)はヒガンバナ科に属する多年生草本で、地下茎に肥厚(ひこう)した鱗茎(りんけい)をもち、葉とともに食用にしますが、いずれも特有の臭気があります。

注目される成分として、配糖体として含まれる揮発性の「硫化アリル類」がありますが、これは、生ニンニクの臭気と辛味の元になる成分であると同時に、殺菌効果もあり、腸内で分解して作用します。

調理(用途)としては、消臭、香味、辛味付けとして、炒め物、煮込み、ソース、ドレッシング、カツオのたたき、ガーリックパン、漬物(キムチ)などに用います。

また、中国料理にはなくてはならない食品の一つでもあり、広く利用されています。

なお、ニンニクを乾燥して粉末にした「ガーリックパウダー」も各種料理、食肉加工品などに利用されています。

野菜類の「にんにく」のページはこちら。
多年生植物とは、二年以上にわたって生存する植物。毎年冬になると地上部は枯死しますが、地下部は越冬し春に芽を出します。
地下茎(ちかけい)とは、地中にある茎。その形によって根茎・塊茎・球茎・鱗茎などに区別されます。
鱗茎(りんけい)とは、短い茎の周囲に生じた多数の葉が養分を貯えて多肉となり、全体に丸みのある形になったものをいいます。

「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】((香辛料)ガーリック・パウダー)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
382 19.9 0.8 73.8 0
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 0 0 0.4 1
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.54 0.15 2.32 0 30
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
1 1.33 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
18 390 100 90 300

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
6.6 2.5 0.57 1.17
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : にんにく



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